無料ブログ「rentafree.net」の管理人ブログ

Android 7.1.1より古いバージョンのAndroidでLet's Encryptが利用できなくなるとか・・・

先程知ったんですが、Android 7.1.1より古いバージョンのAndroidでLet's Encryptが利用できなくなるようです。

Let's Encryptは当サービスが使用しているSSL証明書発行サービスです。
当サービスは多数のドメインを扱うので、直接的な費用面でも、システム構築においても代替手段はありませんので、
SSL(https://)を提供するには不可欠なサービスで、他のサービスに変更することは不可能です。

SSL通信ってのは、
SSL証明書(うちのサーバー) → 中間証明書(Let's Encrypt) →← ルート証明書 ← WEBブラウザ
ってな感じなんですかね?

で、
中間証明書に記載されているルート証明書の期限が 2021年9月29日 らしい。
今年の9月29日から新しいルート証明書(Let's EncryptのISRG自身が認証局)の中間証明書に切り替わるらしい。
7.1.1より古いバージョンのAndroidはISRGを認証局として利用できない。
ということみたいです。

7.0.xだとダメで7.1.1は良いみたいなんで、Androidには7.1.0は存在しないんですかね?7.1.1はOKらしいです。
非対応のAndoridでもFirefoxはOKらしいです。
パソコンはサポート中OSでアップデートしていれば問題ありません。
Androidの場合はOSのアップデートを端末製造元が配信するため、サポートが終了した端末はOSのアップデートが無いということです。

今年の9月29日から新しいルート証明書に切り替わるらしいですが、現在のルート証明書の期限が来年の9月29日なので、
切り替わる前に現行中間証明書を利用するSSL証明書を発行する手段が用意されるらしいので、最長1年延長できるので対応したいと思います。
それでも、当サービスで利用しているSSL証明書は期限90日で30日前後で更新されるので、
延長に対応しても来年の8月くらいが限界になると思います。


www.rentafree.netはAndroidから利用することは少ないでしょうから問題にならないでしょうかね。

ブログ等のユーザードメインについては、
標準ではSSLは無効状態ですが、設定により有効化と強制化ができるようになっており、昨今はhttp://のアドレスだとブラウザに警告が出ますのでSSLを有効にしているユーザーが多いと思います。
古いAndroidデバイスから利用する必要がある場合や利用されることを想定している場合は、
設定によるSSL強制化の解除やFirefoxの利用などの対応をお願いします。